2011-03-18 イベントと地震

第4回目となる風の家が発信する「花とケーキと器たち」のイベント。

準備に拍車がかかり、仕事の合間にみんなそれぞれが役割をこなしていた。

そんなとき、マグニチュード9.0という史上最大の東日本大震災が起こってしまった。

テレビからは連日、被災地の痛ましい映像が流れ、見るたびに胸をしめつけられてしまう。

各地の祭事やイベントはことごとくキャンセル。日本が一気に自粛ムードになった。

そんな中で、花だのケーキだののノウテンキにも見えるイベントをやっていいものだろうか?とふと、思ってしまう。

だけど、そんな思いってどこから湧いてくるのか? 誰のためにそう思うのだろう?

そんなことを心の奥底でつらつら考えながらも、イベント準備にいそしんだ。

暗い闇の雲が次第に広がるように、日本列島をおおい始めていた。

不安、悲観、絶望、脱力感…そんな空気にとりこまれているようだった。

口を開いたのは相方だった。

「何かできることないかな、このままじゃモチベーションが上がらないんだ」

結果、今こそ「こんな明るいイベントをしよう!」と心が決まった。

この時期に人が集うイベントをするのはなんというチャンスだろう。

「収益を義援金にしたい」という相方の試みに全員が賛成した。

きっと、メンバーは同じことを考えていたのだと思う。

一瞬にして命を奪われた人々の望みは、生きたかったはずだ。

日々のささやかな出来事から、世の中の出来事に一喜一憂しながら、笑い、涙し、悩み、愛し、生活をする。

それが生きるということだ。

地震から今日で1週間になる。

どこに向かっていけばいいか、呆然と立ち止まっていた日本が、少しずつ動き始めている。

何をすべきか、何ができるかを考えて立ち止まっていた人々が、個人や団体で働き始めている。

希望は待つのはなく、つくりだすものなのだなあ、としみじみと感じた。

わたしたちも「希望」をつくり、喜びをつくりだそう。

風の家から、春のような、いい「気」をだそう。

そもそも、それがこの風の家の始まりだったはずだ。

「じぶんたちが喜ばれることで喜ばれたい」

生かされていることに感謝し、一日を楽しみながら生きること。

これが、亡くなった方たちの死を無駄にしないことだと思う。


イベントは明日開催。

忙しいさなか、今夜メンバーが最終作業にやってくる。やることはまだまだたくさん。どこまでできるかもわからないけど、全力を尽くそうと思う。

あした、夜は明けるのだから。

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(カーテンを付けてドラマチックに)

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      (器のイメージに合わせて部屋を作る)

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      (よっ!池坊準師範はさすが!)

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       (ケーキのような花です)

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       (とてもおいしそうです)


みなさん、お楽しみに♪


「花とケーキと器たち」

日/3月19日(土)、20日(日)

時/10:00〜18:00

入場料/無料

場所/「風の家」 豊後大野市三重町赤嶺2621

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